レビー小体認知症の母親介護日記

レビー小体認知症になった母親介護の日記

葬儀日が決まった

2022/12/1 11:30

刑事さんが来て死亡の検死が終わり、貴重品を返しに来てくれました。

その時に死因を聞いたところ、「心臓疾患による心臓停止」では、とのことでした。母の体を更に痛めるため解剖は望まなかったため、詳しい検死は行わなかったため、内臓のどこかに疾患があったようでした。

そして、普段認知症の薬や高血圧、気候の変化、などが組み合わさって、寝たと思ったときには、心臓が停止したのでは、ということでした。

およその死亡時間は「2022/11/30 3時ごろ」とのことでした。

父いわく、2時30分にトイレに連れて行って、そこから寝かしつけたら静かになったと言っていたので、トイレに行く力も負荷になりそれもあったのかなと個人的には想いました。

父がぼそっと「自分のせいかな」と言っていたので、それ以上は何も言及しないようにしました。

 

そこから、12/2 に検死してくれた病院に問い合わせると死亡診断書を貰えると言われました。

11/30 9時に遺体を警察に引き渡し、12/1 11時まで警察に一人でお母さんが居たんだなと思うと寂しい気持ちになりました。

 

2022/12/1 14:00

葬儀屋さんが来て、葬儀の日程と葬儀の内容を相談しました。

役所対応や火葬、遺体の安置、霊柩車、など諸々やってくれることになりました。

葬儀日は、今の季節は火葬場が混んでいるらしく、個人的には早く、お母さんに会いたかったのですが、12/6 の朝7時になりました。

 

豪勢にはせず、身内のみの葬儀にするため、僕の方から兄夫婦と叔母さんに連絡して、だいたい10名ぐらいの葬儀となります。

会社からは、社長が代表で行きたいと言われましたが、家族葬ということで断りました。

葬儀時の写真は、母がまだ認知症ではなく、笑顔でいまよりふっくらしている写真を選び、葬儀屋に渡したらレタッチして背景とかをキレイにしてもらえるそうです。

お坊さんはお布施代が結構な額だったので、やめたため戒名はない位牌となるようです。

 

ひとまず、今日(2022/12/02)は、検死結果の死亡診断書を葬儀屋さんが受け取ってくれる日となり、まだ、父と僕はひっそりと各々で過ごしています(二人だと色々と思うことがあるかなと思い)

 

自分の方は、この文章を書いたり、たまにケアマネジャーや訪問看護師さんからの電話対応をするたびに、色々できたと思っての後悔、昨日までは普通に会話したりできていた喪失感で泣いてしまいます。

 

特に最近思っていたのは、母は認知症の病院しか行っていなかったので、健康診断は行っていなかったので、そこをしたほうが良いのでは、と思っていた時期だったのでもっと早く行動すればよかった、と悔しい気持ちです。

 

今年は、母の介護のために、勉強したりそもそも一人暮らしから実家に戻ったりしたので、まだまだ何年も介護するつもりでしたが、今年でお別れになるとは思っておらず、呆然としています。

 

逆に考えれば、一人暮らし時代は実家には帰らず、母に会う機会が少なかったので、今年毎日会えていたのは幸せだったのかもしれません。

たくさん会話したり、トイレや口腔ケア、お母さんのために飲みやすいストロー、ティッシュ、色々買ったりして、まだまだ介護するつもりでした。

 

葬儀の12/6までどう心と向き合うか悩んでいます。