レビー小体認知症の母親介護日記

レビー小体認知症になった母親介護の日記

2023-01-01から1年間の記事一覧

一周忌

長かったようで短かったように感じられた1年間でした。 兄夫婦は、お父さんも突然亡くなるかもしれないと思い、この1年、毎月実家に来てくれるようになりました。 お父さんは、最初の頃は黙った感じでしたが、今はテレビをみて笑うようになってました。 お父…

もうすぐ一周忌

お母さんの月命日(30日)になると落ち込み、介護中にあったことを色々思い出しています。 そこから、なにか文章にまとめようとすると、言葉にはまとまらない感情で「ただただ生きていてほしかった」ということになっています… 思い出すのはだいたい下記の内…

老老介護を考える

ヤフーニュースで「認知症の妻を暴行」というの見て色々思うことがありました。 news.yahoo.co.jp 容疑者の夫は71歳、被害者は68歳ということで、老老介護で介護疲れからの犯行だったのかなと思います。 僕の母も認知症で、父が母に暴力をしていたのを何度も…

お盆の夢

今朝お母さんの夢で起きたうっすら涙も出てた なんで死んでしまったんだろうなんでもっと早く介護してあげられなかったんだろうお風呂もつかる介助しなかったんだろう沢山の後悔の念 ただ認知症の中色々僕のことを心配してくれて嬉しかった(大半は話が通じ…

じゃがりこの思い出

この前、姪っ子が実家に来たとき「じゃがりこないの?」と聞かれたとき、「あれは、お母さんが食べる用だったから…」ということで、姪っ子も察して質問はなくなりました。 じゃがりこは、手が震える母でもつまめて食べれるお菓子だったので、お母さんも「じ…

棺桶にいれられるもの

よく例え話で自分が死んだときに棺桶にはこれを入れてほしい というのを見かけたり言っていたのがあります。 例)よく使用していたこのカメラは棺桶まで入れていきたい、など それで思い出したのですが、母は死の直前まで足があまり動かせず、リハビリ用の靴…

母にしてあげたかったこと(後悔)

前にも書いたかもしれませんが母は、毎日あそこが痒い、と言って、 「お風呂に浸かりたい」 と言っていました。 ただ、手足がちゃんと動かない状態で、お風呂の介助するには結構難しく、専門の方にやってもらうか、二人がかりで行う必要があったため、訪問看…

それでも生きていて欲しかった

母が亡くなったあと、訪問看護の人に言われた 「コロナ禍で救急車を呼んで、一時的に助かっても病院で会えなくなったより、家族がいる中で亡くなったほうが、母は幸せだったかもね」 という言葉は確かにそうだったかもしれないとは思いつつ、 「それでも(病…

寿司を食べて母を思う

母はレビー小体型認知症だったため、パーキンソン症状も出ており、手足が動かなくなっておりました。 そのため、足は殆ど動かず移動は僕など介助者が支えながらの移動をしてました。 手の方もうまく動かせず、食事で箸もあまり使えなかったため、お昼ごはん…

母、半年忌

通常は49日の次は一周忌のようですが、半年ということもあり、お母さんの妹(叔母さん)、兄夫婦と甥っ子、姪っ子が集まり、母を囲んで食事をしました。 発起人は僕ですが、兄夫婦は一ヶ月に一回は来てくれていましたが、母と一番血が繋がっている、叔母さん…

悔いが残る選択(家族で過ごせる時間を疎かにしてしまった)

母は11月30日の朝3時に亡くなりました。 兄夫婦は毎月孫を連れて実家に来てくれていて、11月のときだけ僕は用事があって、お母さんと孫たちと一緒の空間に入れませんでした。 その時、お母さんは割りと笑顔で聞いた話では、突然笑い出したとお義姉さんが言っ…

しっかりしている母と心配してくれる母

認知症になってから、母は母自身のことを 「私はしっかりしている」 「私はいろいろ考えているんだよ」 と言ってくるようになりました。 逆に僕は毎日、「今日何を食べたの?」「お母さん何歳になったの?」と聞いたりしてました。 もちろん間違えたり、忘れたりして…

生死を変えるバタフライエフェクト

母が亡くなる前日、お腹が痛いとずっと叫んでいて、その時僕は飛んで行って「大丈夫?トイレ行く?」と言って、トイレに連れて行ったりしました。 ※認知症ということもあり、見えないものが見えたりする発作と思ったりもしました ただ、それでも痛いと言って…

一人になると想うこと

やはり、まだ、水曜日になると、母が亡くなった曜日ということで、死亡時間帯に起きてしまいます。 ちょこちょこと思い出すのは、お母さんの手の指先が固まってきてしまったので(パーキンソン症状で)、手を握ってほぐすようにしていたのですが、その時お母…

近所の公園と母への想い

近所の公園 近所の公園に行くと思い出すことがあります。 (近所の公園へは、駅と反対方向なので、意図がない限りは行かないのですが、先日たまたま行きました) お母さんがリハビリで歩く練習するときに 「調子が良いと公園に車椅子で行こうか!」 と言う話…

死と向き合う難しさ

母が亡くなってから、5ヶ月ほど経ちました。 毎週亡くなった水曜日はよく眠れていません。 今も介護していたとき、よくトイレに連れて行ったのですが、トイレのニオイを感じると、母を思い出します。 日々の喪失感があるため、仕事や趣味で忙しくすることで…

仏壇やお供え物について思うこと

批判はされるとは思うけど、お通夜や葬儀、仏壇とかお供え物とかは、故人のためではなく、故人に対して想い、忘れないという心を保つため、親族や周りに対してのものなのかなと思いました。 お通夜や葬式を行うことで、お別れすることで、個人に対して亡くな…

母が亡くなって49日

母が亡くなって49日が経ちました。 やはり、今日もあまり眠れませんでした。 起きてすぐ、母が亡くなったと分かった時間にお線香をあげました。 亡くなってから、ボーッとすると母との会話を思い出したりします。 母が亡くなった一週間は、居間や寝室にまだ…

明日、母の49日法要と母が亡くなっても揉め事が…

本当は、水曜、母の49日なのですが、僕や兄、親戚は仕事があり、平日は集まれないため、日曜に行うことになりました。 あと、一つ最近問題になっているのは、訪問看護師さんと父が揉めていて、母が亡くなって40日経っても線香を上げにこない、サービスの領収…